環境への取り組みENVIRONMENT

近年では環境におけるフロンへの関心が更に高まり、フロン回収・破壊法が改正され、
「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」が平成27年4月1日から施行されました。
株式会社神谷商会ではフロンなどの冷媒ガスを含む、高圧ガスの永年にわたる供給を通してのノウハウを生かし、
フロンガスの回収・破壊・資源化処理事業に取り組んでいます。

第一種フロン類回収業者:愛知県 19大気第11-200号 第1231000380号

フロンとは

よくフロンという言葉を聞きますが、「フロン」とは何か・・・。
正式名称をフルオロカーボン(炭素とフッ素の化合物)と言います。 そのうち、CHC(クロロフルオロカーボン)とCFC(ハイドロクロロ フルオロカーボン)がオゾン層破壊物質です。
また、HFC(ハイドロフルオロカーボン)のことを一般に「代替フロン」 と言います。HFCは塩素を持たないためオゾン層を破壊しません。
しかし、代替フロンは二酸化炭素の数百倍~数万倍の温室効果が あり地球温暖化の原因になるとして問題になっています。

フロンの働き

フロンというのは、例えば冷蔵庫やエアコン等のタンクにあって、液体から気体に変わるときに、周りの熱を奪って温度を下げる化学物質であり、人体には無害な理想的なガスでした。

問題の出現

ところが、1974年、米国のローラン教授により、フロンが大気中に放出されると、上空の成層圏まで上りオゾン層を破壊してしまうというメカニズムを発見しました。

オゾン層の破壊

上層部成層圏に存在するオゾン層は、有害紫外線(UV-B)を吸収することにより、生命を保護する大切な役割を果たしています。しかしながら、フロンのオゾン層破壊物質は、成層圏に達し、紫外線により分解され塩素原子を放出します。その塩素原子が分解触媒となって成層圏のオゾンを連鎖的に分解します。
成層圏のオゾンの量が少なくなると地表に達する有害紫外線の量が増加し、皮膚ガンや白内障など健康に悪影響をもたらすばかりではなく、動植物の遺伝子を傷つけ、生存をさまたげる恐れがあります。また、1985年に南極でオゾンホールが発見され、実際にオゾン層が破壊されている証拠が確かめられました。

地球温暖化

地球の温度は、太陽から届く日射(光)と、地球から放出される熱とのバランスにより一定の温度に保たれています。CFC・HCFCの特定フロン等の代替物質として、オゾン層を破壊しないフロン(代替フロン)が開発され、普及してきました。ところが、代替フロンにはオゾン層を破壊する効果はないものの、二酸化炭素の数百倍~数万倍の温室効果があるため「京都議定書」の対象ガスとなっており、排出制御に向けて最大限の努力が求められています。

私達にできること

現状のフロンガス回収量は3割と言われており、このままのペースだと2020年おけるフロンガスなどの排出量は現在の約2倍になると予測されます。フロンにはさまざまな種類がありますが、一部の種類は、空気中に出た場合、地球のオゾン層を破壊してしまうため、生産が禁止されました。しかし、既に生産されたフロンは、冷蔵庫やエアコン等の機器の中でまだまだ働いていて、これらを出来るだけ空気中に漏らさないようにする必要があります。
また、生産が禁止されたフロンの代わりに使われ始めたオゾン層を破壊しない代替フロンには、二酸化炭素の数百倍~数万倍もの強さで地球温暖化を引き起こすものがあり、地球温暖化防止のためには、やはり空気中に漏らさないようにしなければなりません。このように、フロンをきちんと管理し、漏らさずに回収、破壊処理することは、地球を守るために、私達ができるとっても大事な心がけです。

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